2017年8月7日月曜日

商品・サービスの「テーマ」の大切さ

こんにちは。鈴木貴之です。

コピーライティングの仕事をしている時に一番難しいことは、その商品・サービスの「テーマ」を決めることです。

ただ単純に商品(サービス)を紹介するのではなく、それがどのように見込み客の人生や仕事を劇的に変えていくことができるのか? それを多角的に考え、そして一つの答えを見つけ出していく。

これがかなり難しいのです。スーパーのチラシのように「この商品が何とこの値段!」というだけならほとんど考えなくてもいいのですが、小さな企業では値段で勝負はできません。むしろそんなことは絶対にしてはいけません。

そのような中で、最安値じゃなくても購入してもらうには、その人の人生や事業を買えてしまう、それくらいのインパクトを与えるものでなければならないと思うのです。

「うちの商品は普通の商品だから、そんなのないよ」

そう言う方もいらっしゃいます。でも本当にそうなのであれば、今いる顧客はいつでもあなたから離れていってしまうということです。そんな風にならない為には、やはり顧客の心をとらえる何かが必要なのです。


例えば、私の展開していいるサービスのひとつである「定プリ」。「定プリ」の詳しい案内はこちらから見れますが、このサービスを一言で言うと「毎月定額でカラー印刷し放題のプリンターです」ということです。

これはあくまでも「何ができるか」。ここから、どういう「テーマ」を発見していくかというのがこの事業の可否を分けると私は考えています。

そこで私が考えたのは、「ただ単純に印刷コストをカットするだけではなく、集客に生かす為のツール」としてのサービスという位置づけです。

「このサービスを導入することでこれだけの集客手段が安価に活用できるよういなります」という切り口を「コスト削減」とともに持たせることにしました。

そこで、サービスを紹介するチラシに下記のような出だしを考えてみました。

「このサービスでは、毎日50枚以上カラー印刷をしている事業者の印刷コストを少なくとも25%は削減し、今までカラーで印刷したくでも白黒で我慢していたことを我慢しなくても良くなり、かつこの小冊子にあるノウハウを実行することで御社の集客力が20%アップすることを確約します。もしこの効果が出なければいつでもご解約が可能です。リッチな印刷機のリース会社オーナーがあなたに絶対知ってほしくないサービスです」

いかがでしょうか? 単純に「カラー印刷し放題ですよ!」というよりもずっとほしいとお思いになりませんか?


こういうテーマ(ないしはコンセプト)を作成せずにいくら上手な文章を書いてもたかが知れています。そうではなく、しっかりと伝わる「テーマ」をしっかり設定すること。それが競合が多い商品・サービスを販売していく上に置いて最も重要なことのひとつです。

一度あなたの商品・サービスにもしっかりとしたテーマがあるか見直してみてください。


・各教室の先生、社労士、フィナンシャルプランナー、整体院の先生、コーチングのコーチ、カフェのオーナー、美容院、清掃業者から集客相談を受けています。

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